債券投資に関する用語やポイントの解説

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国内債券

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国内債券とは?

債券とは、国や地方公共団体、企業が資金を集めるために発行する証券である。
国や地方公共団体が発行するものを「公債」、企業が発行するものを「社債」と呼ぶため債券は「公社債」とも呼ばれる。

外国の自治体や外国の通貨、海外の市場のいずれかで発行する外国債券もある。

資金を集めるためという目的だけを見ると「株式」と似ているが、あらかじめ、いつまでに返しますよと満期日を決めたり、利子はいくらですと約束するところは、”借用証書“に近い。

ただ借金の場合は、貸し手が急にお金が必要になったからといって、期限より前に返してもらうことはできない。
その点、債券は満期日まで待つことなくマーケットで売買することが可能。
この流動性と安全性、収益性が、債券のメリットだといわれている。


国債

国家が発行する公債。発行時に償還期限と利率が定められていて、購入者はこれに応じた利息を受け取ることができる。

日本の国債に限ると、安全性の高さはピカイチ。
しかし定期預金より少し高い程度の利率しかなく、「収益性が高い」とはけっしていえない。
また預金と同じく、物価が上昇するインフレ経済になれば、価値が大きく目減りしてしまうインフレリスクにも注意が必要だ。

外国債を購入する時には、民間会社による格付けを確認した方がベター。
過去にはアルゼンチンがデフォルト(債務不履行)を宣言した例もある。

ちなみに「個人向け国債」は債券市場での売買はできないが、国が購入時に払った金額で買取ってくれるシステムがある。


普通社債

企業が資金調達のために発行する債券で、事業債とも呼ばれる。
日本ではかつて電力会社のように、公共的意味合いの強いところだけが発行を認められていた。しかし少しずつ規制が緩和され、近年では重要な資金調達の方法となっている。

事業体が倒産すればデフォルト(債務不履行)となるリスクや、物価上昇に弱い点、期限前に償還されるリスクが伴うことは覚えておこう。


民間債

民間の株式会社が発行する債券で、株式会社が発行する「社債」と、日本興業銀行や商工組合中央金庫などの特定の銀行・特定の金庫が発行する「金融債」がある。

国や地方公共団体が発行する債券は、公共債。
国が発行する「国債」、都道府県や市が発行する「地方債」、さらに日本道路公団や住宅都市整備公団など、政府出資の特殊会社が発行する「政府保証債」がある。

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ポイント解説

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