為替変動と価格変動
円と外貨を交換する交換レートである「為替相場」は日々変化している。円が強いこと(円の価値が高い)を円高、逆に円が弱いこと(円の価値が低い)を円安という。円に換算した際に損失が発生する可能性を「為替変動リスク」といい、「外国株式」や「外国債券」、「外国投信」「海外不動産」などの外貨建て金融商品が影響を受ける。
また常に変化する株の価格はそのまま、資産の価値の上下動につながる。当初期待していたリターンから大きく乖離するのが、価格変動リスク。価格変動の影響を一番受けるのが「株式」(国内も外国も)。そのほか金や原油などの先物投資、投資信託も同様。債券は満期まで保有すればほとんど気にならないが、債券ファンドは影響を受ける。