金利(利率)の計算の仕方
どの金融商品を選ぶかを決めるとき、金利(または利率)は大きな判断材料になる。金利の計算には大きく2種類ある。
単利計算/元本だけに利子がつく計算方法
例)10万円を年率1%で3年間運用した場合
1年目:10万円×1%×1年間=1,000円
2年目:10万円×1%×1年間=1,000円
3年目:10万円×1%×1年間=1,000円
10万円(元本)+3,000円(利子)=103,000円
複利計算/元本と前についた利子の合計金額に対して利子がつく計算方法
例)10万円を年率1%で3年間運用した場合
1年目:10万円×1%×1年間=1,000円
2年目:(10万円+1,000円)=101,000円(元利合計)
101,000円×1%×1年間=1,010円
3年目:101,000+1,010円=102,010円(元利合計)
102,010円×1%×1年間=1,020.1円
3年間の運用で利子は3,030円。複利は元本に利息を加えたものを、翌期の元本として計算したもので、単利よりは有利となる。
◎身近な金融商品の金利のいろいろ
・普通預金の利率 都市銀行 0.020%
・定期預金利率(300万円以下/5年)都市銀行 0.050%
・個人向け国債金利(固定5年) 0.33% *税引き前
*2011年12月27日現在